なんでも記事では「ヘルメットをかぶっていると自動車から目立ち、速そうに見える」からいい、安全だ
ということが書いてありましたが、なぜ自転車がそんなに速くなければならないのか?

このあたりに非常に一面的な「ロードレーサー至上主義」があるように思われる。

ヘルメットはあきらかにロードレーサーブームと共に来たのです。

1970年代にも自転車用ヘルメットはありましたが、「旅自転車ブーム」のなかでヘルメットは流行しませんでした。

自転車の「よさ」は絶対的なスピードではない。
私の自転車はアウターに45Tとか42Tをつけていますからトップスピードは遅い。
しかしそのあたりの自転車よりは楽に遠くへ行けます。
車から目立ちたてければ、工事の人たちが付けている黄色いベルトを付けたら良い。
私は街燈のないところ、交通量の多いところへ行く時は着用しています。
ヨーロッパではヘルメットなしのところでも、リフレクターベルトは常識です。

学校は「校」という教えたわめるという意味の漢字がついているので、生徒に学校方針としてかぶせるところがあるのは勝手でしょう。
それをおとなにも等しく強制しようと考えるところに、日本の権利意識が弱いところを感じるのです。

その意味でも「ヘルメットをかぶらない自由」というのを私は死ぬまで尊重したいと思っています。