頭部損傷の事故率の増加と言いますが、私はそれは

「日本の劣悪な道路条件、交通条件で、トラックレーサーに近いポジションで乗る、ほぼ素人の
『にわかローディーの増加』」

が背景にあると思う。

どういう人が事故を起こしているのか?という調査とセットで示さないとこれは意味がない。

頭部の損傷あるいは強打事故を起こした人が私の周りに5人いますが、その状況は以下のとおり、

1)最新のロードレーサーでの転倒、雑誌執筆ライダー、失神して救急車搬送
2)最新のロードレーサー・マニア、所有台数数十台。転倒による事故
3)俗に言うスポルティーフ、泥よけ・キャリア付きフランス製車輌で下り坂での事故
4)道路端で倒れていた。事故原因不明。血液には酒気帯びの兆候。
5)トンネル内で天井が剥落、頭に落ちて血塗れ、自力で交番まで行き病院へ。

5)に関しては運が悪いとしか言えません。

ふつうの「のんびりツーリング派」の人で、そうした事故を起こした人は私の知る限りではいません。

ロードでの疾走中の「あわや死亡事故」は、怪我こそしていませんが、ロード系の人でほかにまだ4人ほどいます。
事故はロード系に集中しているように見えます。